oxkmcs workout blog

ワークアウト関連の情報を発信

筋トレのレップスピード・強度は?

f:id:oxkmcs:20190115191556j:plain

筋トレにおいて、ウェイトを挙げ下げする " レップスピード " やウェイトの重さなどターゲット部位に加わる " 強度 " によっても、トレーニング効果は変わってきます。

レーニングの目的別に、最適な " レップスピード " と " 強度 " について解説します。

---INDEX---

1.レップスピード

ウェイトを挙げる(ポジティブ動作)場合は、速く挙げる(爆発的に挙上)ことで、より多くの筋線維が動員されるため、筋肉への刺激は増加する。

ウェイトを下げる(ネガティブ動作)場合は、遅く(ポジティブ動作よりもゆっくり)することで、TUTが長くなり筋肉への刺激は増加する。

< MEMO > TUT(Time Under Tension):筋肉が緊張している時間のこと。

筋肥大:挙げを速くする、または、下げを遅くする。

筋力強化:挙げ下げともに速くする。

TUTはどの程度がよいのか?

40秒~60秒程度が適していると言われているが、これは無酸素運動の限界時間(40~45秒程度)を目安に考えるといいかもしれない。(大体、40秒長くても60秒程度)

 40秒~60秒程度で1セットを終えるような重量(負荷)と回数(レップ)を設定するとよい。

・10レップ行う場合:(挙げ2秒+下げ2秒)×10=40秒、(挙げ2秒+停止1秒+下げ3秒)×10=60秒・・・など
40秒以下の場合は重量(負荷)を下げる、もしくは挙げの速度を速くする。
60秒以上の場合は重量(負荷)を上げる、もしくは挙げの速度を遅くする。

< MEMO >

  • 重量(負荷)を下げてまで、TUTを長く取らない
  • 回数(レップ)を少なくしてまで、TUTを長く取らない

< MEMO >

  • 挙上速度をゆっくり行い過ぎる(スロートレーニング)場合は、動員される筋線維数が少なく筋肥大効率は低下する。

2.強度

  • 筋力強化:重量目安(1RMの87%~100%程度)、レップ数(1~5)
  • 筋肥大:重量目安(1RMの67%~85%程度)、レップ数(6~12)
  • 筋持久力強化:重量目安(1RMの60%~65%程度)、レップ数(15~20)

以上が、各目的別の " 強度 " の基本です。

 自身の目的に合った重量(負荷)選定と、レップ数に拘り過ぎないトレーニング(限界+1~3レップとか)も時には必要です。

プログレッシブオーバーロードの原則、トレーニングボリュームも重要な要素となります。oxkmcs-workout.hatenablog.com

3.まとめ

レップスピード

(筋肥大)

  • 10レップ行う場合:1レップ当たり4~6秒程度。
  • 挙上(ポジティブ動作)速度:爆発的挙上~3秒程度。
  • 下げ(ネガティブ動作)速度:1~3秒程度。
  • TUTよりも、重量(負荷)や回数(レップ)を優先して考える。
  • スロートレーニングは、筋肥大効率が低下する。

(筋力強化)

  • 挙げ下げともに速くする。

強度

" 強度 " の基本をもとに、” 限界を超える " ことも必要。